路外に逸脱したクルマが突進、運転者の意識なし

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6日夕方、兵庫県明石市内の国道2号を走行中の乗用車が路外に逸脱。前走車両に追突を繰り返し、4台が関係する多重衝突事故に発展した。クルマを運転していた66歳の男性は意識不明の重体だが目立つ外傷は無く、内的要因で意識を失ったとみられている。

兵庫県警・明石署によると、事故が起きたのは6日の午後4時20分ごろ。明石市魚住町清水付近の国道2号を走行していた乗用車が路外に逸脱。そのまま道路左側の路側帯を走り抜け、前走車との衝突を繰り返した。

被害を受けたクルマは4台で、追突によって歩道に押し上げられたり、横転したりして4人が打撲などの軽傷。逸脱してきたクルマは中破しており、運転していた66歳の男性は意識不明の重体となっている。

だが、この男性には頭部などに目立つような外傷がないことから、警察では運転中に何らかの疾病で意識を失ったものと判断。これが事故の原因とみている。現場付近の気温は30度を超えており、警察では暑さが一因となっている可能性も示唆している。

《石田真一》

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