【東京海上日動のエコ運転】安全上の問題がどこにあるのか一目瞭然に

エコカー 燃費
【東京海上日動のエコ運転】安全上の問題がどこにあるのか一目瞭然に
【東京海上日動のエコ運転】安全上の問題がどこにあるのか一目瞭然に 全 1 枚 拡大写真

記録性能の高いドライブレコーダーを使い、運転者個々のクセなどから安全上の問題点を洗い出すというコンサルティング業務を有料で行っているのが、東京海上日動リスクコンサルティングという会社だ。

「弊社が所有するカメラ付きのドライブレコーダーをお客様に貸し出し、それを日々使う営業用の車両に取り付け、2週間に渡ってデータ収集を行います」と、同社の八田恒治さんは説明する。

貸し出されるドライブレコーダーにはカメラにプラスする形で加速度センサーとジャイロセンサー、GPSが内蔵されている。レコーダーを取り付けたクルマが急減速した場合には、その数秒前に遡ってカメラの映像をフラッシュメモリーに記録するという点は他のドライブレコーダーと変わらない。GPSや加速度センサーによって移動速度も記録。場所や速度の特定も行う仕組みだ。

「加速度センサーやジャイロ、GPSによって危険挙動、いわゆる“ヒヤリハット動作”が起きたシチュエーションや場所を把握できますし、アクセルやブレーキ操作による加減速挙動だけではなく、急ハンドル操作もわかります」と八田さん。どのような挙動を危険と判断するのかには独自のノウハウがあるという。

取得したデータはその後に解析され、ドライバー個々のクセはグラフによって表示。安全上の問題点がどこにあるのかも示される。速度超過やハンドルワークの粗さなどは回数で表示されるようになっており、危険挙動に至らない部分も明らかにされてしまう。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  5. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る