ブリヂストンが発表した2007年6月中間期の連結決算は売上高が前年同期比13.4%増の1兆6156億円、営業利益が同21.3%増の1020億円と増収増益だった。
タイヤの生産が世界的に順調に推移したほか、卸価格の値上げ浸透で、大幅増収となった。
収益では、原材料高騰で200億円、償却費増で46億円の減益効果があったものの、モデルミックスの改善で284億円、為替で140億円の増益効果がカバー、全体では大幅増益となった。
経常利益は同28.9%増の913億円、中間期純利益は同61.3%増の529億円だった。
通期業績予想は、売上高が同12.7%増の3兆3700億円、営業利益が同12.6%増の2150億円、経常利益が同13.4%増の1810億円、当期純利益が同28.1%増の1090億円と上方修正した。