【SUPER GT 第6戦】TOM'S SC430 が予選11番手から優勝

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【SUPER GT 第6戦】TOM'S SC430 が予選11番手から優勝
【SUPER GT 第6戦】TOM'S SC430 が予選11番手から優勝 全 4 枚 拡大写真

SUPER GTの2007年第6戦「第36回 インターナショナル ポッカ1000km」が、8月18日・19日に鈴鹿サーキットにて開催された。GT500クラスの優勝は、1号車「宝山 TOM'S SC430」(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー、第3ドライバーのオリバー・ジャービスは出走せず)。

2位にはフルウェイトハンデの8号車「ARTA NSX」(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン、第3ドライバーの井出有治は出走せず)が入り、総合ポイントを69点とし、2位との差を21点に広げた。GT300クラスは、2号車「プリヴェKENZOアセット・紫電」(高橋一穂/加藤寛規/吉本大樹)が優勝している。

予選は、「2代目Z使い」こと柳田真孝が、3号車「YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z」で、GT500クラス初のポール。決勝開始直後は、予選4番手からの38号車「ZENT CERUMO SC430」のペースがよく、早くも8周目にはトップとなる。

しかし、20周目前後からのソフトタイヤ勢のピットインが始まり、順位が大きく変動。26周目には25号車「ECLIPSE ADVAN SC430」を8号車が追う展開となり、両車は30周過ぎのピットインで順位が入れ替わる。しかし、その2台の前に出たのが、23号車「XANAVI NISMO Z」だ。そして51周目に23号車が2度目のピットインを行ない、25号車がタイヤバーストでリタイヤとなったあとは、8号車を後方から追い上げてきた1号車が追う展開となっていく。

130周を過ぎたころに雨が降り始めるが、ポイントは雨が続かなかったこと。150周頃からドライになり始め、1号車は159周目にドライタイヤへ交換。タイヤの温まりのいい1号車はアウトラップが速く、ピットインのタイムロスをものともしない。

レインのままでは追いつかれることが確実と判断した8号車も次周に交換を行うが、162周目のデグナーでついにトップの座を明け渡してしまう。そして、そのままチェッカー。予選11位という後方から追い上げた1号車が、大逆転を成し遂げての優勝となった。

次戦、第7戦「MOTEGI GT 300km RACE」は、9月8日・9日に栃木県ツインリンクもてぎにて開催だ。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る