ダイムラークライスラー日本は、ジープブランド初のコンパクトSUV、新型『パトリオット』を25日から発売する。
パトリオットは、コンパクトSUVで、伝統的なジープデザインを踏襲、室内のフレキシビリティや卓越した燃費効率、ハンドリング、4x4システムが特徴。
サイドカーテンエアバッグやエレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)、エレクトロニック・ロール・ミティゲーション(ERM)など安全装備も充実させている。
フロントマスクは ジープブランドのトレードマークとなっている7本縦型スロットグリルや貝殻のようなエンジンフード、頑丈なバンパー、丸型ヘッドライトを備え、独自の外観を形成している。
サイドビューカメラを装着することで、ミラーの増設がなくなり、スマートなボディラインを実現している。
室内は、明暗のツートーンカラーや、多機能のセンターコンソールなどを採用、多目的なシートアレンジは、リアシートは60:40分割可倒式でリクライニング機能を装備、助手席のシートバックを前に倒すとテーブル面として利用できるほか、スキー板などの長尺物の積載を可能としている。
エンジンは、2.4リットルで、デュアル可変バルブタイミング(VVT)を搭載し、最高出力170ps、最大トルク22.4kgmを達成。
このエンジンは、ダイムラークライスラー、ヒュンダイモーターカンパニー、三菱自動車工業の3社による合弁会社グローバル・エンジン・マニュファクチャリング・アライアンス(GEMA)が開発、先代エンジンと比べて燃料消費率を約5%高めている。
トランスミッションは、CVTを採用、駆動方式は、ロックモード付きフルタイム アクティブ4x4システムで、悪天候時やトラクションの低い走行面でも高い走行性能を発揮する。
価格はスポーツが294万円。