ブリヂストン、インドとインドネシアの生産能力増強

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ブリヂストンは、成長著しいインド市場での旺盛な需要に対応するため、インドールにある乗用車用・小型トラック用ラジアルタイヤ工場の生産能力を増強すると発表した。

また、インドネシア子会社もカラワンにある乗用車用・小型トラック用ラジアルタイヤ工場でも、主として輸出市場での需要に対応するため、生産能力を増強する。

インドール工場は1998年に操業を開始した工場で、乗用車用・小型トラック用ラジアルタイヤを生産し、インド全土に供給している。現在、インドでは経済が急速に成長しており、自動車の販売台数も伸張して、これに伴ってタイヤの需要も増大している。

市場が拡大しつつあるよりリム径の大きいタイヤ領域での供給能力アップを目的として、今回生産能力の増強を決定した。総投資額は約60億円で、生産能力は2010年までに日産4500本の増強となり、全体で日産約1万5000本となる。

一方、カラワン工場は1999年に操業を開始した工場で、乗用車用・小型トラック用ラジアルタイヤを生産し、インドネシア国内に供給するとともに、海外にも輸出をしている。今回、乗用車用・小型トラック用ラジアルタイヤの中でも、主に高性能タイヤの生産能力を増強することで、グループでの戦略商品供給拠点としての位置付けを強化する。

総投資額は約155億円で、生産能力は2010年までに日産8400本の増強となり、全体で日産約2万7000本となる。

ブリヂストングループでは、引き続き市場の動向を的確にとらえ、戦略的にグローバルで最適な生産供給体制の整備を進めるとしている。

《レスポンス編集部》

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