横浜ゴム、タイに大型テストコースを建設へ

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横浜ゴムは、タイに大型プルービンググラウンド(テストコース)を建設すると発表した。

同社では、タイ投資委員会に申請していた建設の認可を取得し、乗用車用、トラック・バス用タイヤの性能評価の強化、品質向上を目的に建設する。すでにラヨーン県に東京ドームの36倍に相当する169万平方メートルの敷地を確保していて、総投資額は25億円で、2008年度中の完成を目指す。

新プルービンググラウンドは、とくに高速走行試験の充実を図るため、周長4.1km(最大直線1km)の高速周回路を建設する計画だ。さらに、操縦安定性、燃費、耐久性、騒音、振動、乗り心地などに関する各種試験路も建設する。

タイに建設するのはタイヤ生産販売会社ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイと近く、生産・開発部門との連携が取りやすいのに加え、大規模な土地が確保しやすかったため。

現在、同社は、日本の茨城県と北海道に2か所のプルービンググラウンド(北海道は冬用タイヤ専用)を持つが、新たにタイに建設することで、タイヤ評価能力を強化する。

タイのプルービンググラウンドでは、タイ、フィリピン、中国、日本、米国に所在する横浜ゴムグループの生産拠点で生産されるタイヤを評価する。

《レスポンス編集部》

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