三菱自動車工業の益子修社長は23日、都内で発表した『ギャランフォルティス』の顧客ターゲットについて、「かつてのセダンブームの主役であった団塊の世代を、もう一度セダンへと引き寄せたい」と述べた。
国内販売は月間1000台という少ない計画だが、三菱のセダン保有台数は31万台にのぼっており、新モデルで「潜在需要を掘り起こしたい」考えだ。
フォルティスの中心的な想定ユーザーは40−60歳の男性。自らも団塊世代である益子社長は、「ドライビングを楽しむというセダン本来の性能を追求したので、是非乗っていただきたい」と、同世代にアピールしている。