日産、インドで商用車合弁事業を検討

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日産自動車は29日、インドの商用車メーカーであるアショック・レイランド(本社チェンナイ市)と、インドでの小型商用車の合弁事業について検討を開始することで合意したと発表した。

研究開発、車両生産、パワートレイン生産の3つの合弁会社の収益性について検討を進める。中核となる車両生産合弁はアショック側が過半数を出資する計画で検討、将来は輸出を含めて年10万台の生産を想定している。

両社はインド国内のアショックの販売網と日産のインド以外の販売網の相互活用についても検討する。

いずれも10月までに結論を出す予定で、事業化が可能となれば覚書に調印する。

アショックは、1955年の設立で、国内に6工場を有す。生産能力は年8万4000台で、年内に10万台まで拡大する計画という。

《池原照雄》

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