警察犬、暑さで死亡---車内に放置

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今年夏、アメリカ西部は異常とも言える熱波に襲われ、カリフォルニア州では2か月にわたって山林火災が起きるなどの災害が相次いでいる。都市部は電力不足に襲われ、熱中症で死亡した人も数十人に上る。

そんな中、アリゾナ州でパトカーの中に警察犬を12時間放置、死亡させた警察官が動物虐待の罪で起訴された。

この警官、日中の気温が43度にもなるフェニックス郊外で、警察犬を連れてパトロール中だったが、午前9時から午後10時頃まで一度も車から下ろすことなく、自分が昼食をとったり昼寝をしている間も放置していたという。警察犬は車の中で死亡しているのが確認された。

警官はこのことで非常にショックを受け、反省していると言うが、動物愛護団体からの糾弾は厳しく、警官が所属するマリコパ郡保安官事務所でも「一般の動物虐待と同様に扱われるべき」とコメントしている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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