トヨタ、フィリピンで植林活動を実施

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トヨタ自動車は、フィリピンのルソン島北部のカガヤン州ペニャブランカ町で、植林活動に取り組むと発表した。植林活動は、フィリピン環境資源省、ペニャブランカ町、環境NGOコンサベーション・インターナショナルとの共同プロジェクトで、今年9月からの3年間で1772ヘクタールの土地に植林を行う計画だ。

同社では、今年が創立70周年の節目になるため、「研究開発」、「モノづくり」、「社会貢献」の3分野でサスティナビリティを追求する活動を強化する。この活動の一環として、地球環境の改善の観点から、森林再生への取組みが重要になると認識、中国での活動に加えて、森林荒廃が深刻な問題になっているフィリピンにおいても植林活動を行う。

フィリピンの植林活動では、同社が中国での活動を通じて培った森林再生に関するノウハウや植林技術を提供することで、地域住民の生活と森林再生を両立させる仕組みづくりを目指す。具体的には、焚き木の採取や薪炭の生産のための伐採、焼畑などの森林荒廃の原因に対する対策として、焚き木採取用専用林の設置や、地域住民に対して、マンゴー、カカオなどの換金作物の植栽を促す。

同社は、今回の植林活動のための資金として、1億7000万円を拠出する。また、現地法人のトヨタ・モーター・フィリピンは、植林活動用の車両『ハイラックス』を寄贈する。

植林活動の開始に当たって13日の現地時間10時(日本時間11時)から、フィリピンのマラカニアン宮殿で、アロヨ大統領も出席して4者間でプロジェクト調印式を実施した。

《レスポンス編集部》

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