フリースケール・セミコンダクタは、ARM11(tm)プラットフォーム・ベースのi.MX31アプリケーション・プロセッサが米国車載電子部品評議会(AEC)のQ100認証を取得したと発表した。
i.MX31により車載機器メーカは、ハンズフリーの電話操作や音声認識、高速データ転送など、ニーズの高い機能を搭載できるようになる。このプロセッサを活用して携帯電話やポータブル・メディアプレーヤなどの民生用機器と車載環境とのシームレスな接続が可能になるとしている。
今年の前半にフォードとマイクロソフトは、i.MXプロセッサをベースとした初の車載アプリケーションとなるSync車載通信およびエンターテイメント・システムを発表した。Syncシステムを搭載したフォードの2008年型モデルは、9月の後半に米国内で発売する予定。