元WRC王者、コリン・マクレー事故死

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元WRC王者、コリン・マクレー事故死
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15日、英スコットランド、ラナーク近辺にてヘリコプター事故が発生し、ヘリコプターの所有者で搭乗し操縦していたとみられる、元WRC世界ラリー選手権チャンピオンのコリン・マクレー(39歳)の死亡が確認された。

マクレーは1986年からラリーに参戦を開始、WRC初参戦は87年のスウェディッシュラリー。91年にSWRTスバルワールドラリーチームに加入し、93年のニュージーランドラリーで自身とスバルにとって初のWRC勝利を得た。

95年には英国人初、史上最年少でのWRCドライバーズチャンピオンを獲得し、スバルも初のマニファクチャラーズタイトルを獲得した。以後96年は3勝、97年は5勝を上げ、スバルはマニファクチャラーズタイトルを3連覇した。

SWRTのマネージング・ディレクター、リチャード・テイラーは「チームの全員が衝撃を受け、動転している。コリンは、スバルの最初のワールドチャンピオンであると同時に、ラリー競技を世界中に広めた功績をもつ。モータースポーツファンを元気づけ、チームの大切な友人であり続けた」と述べる。

また、スバルのモータースポーツ活動を統括するスバルテクニカインターナショナル(STI)の代表取締役社長、工藤一郎は「マクレー氏はかけがえのない仲間。最初のWRC優勝、そして3年連続マニュファクチャラーチャンピオン獲得は私たちの宝であり、氏の名前とその名誉はスバルの社史に深く刻み込まれる」とコメント。

近年はWRCのレギュラーからははずれ、ダカールラリーなどに活躍の場を求めていたマクレーだが、日本では未だに最も名の知られた世界的なラリーストのひとり。今年に入ってからも、マクレー氏の名を冠したラリーゲームが国内でも発売されたほどである。

《デイビー日高》

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