【東京海上日動のエコ運転】安全運転のテクニックを共有する

エコカー 燃費

「弊社の行うコンサルティングはあくまでも交通事故の削減が目的であり、エコの部分は特に掲げていません」と、東京海上日動リスクコンサルティングの八田恒治さんは語る。だが、ドライバー個々の分析を行う過程で、エコ運転を行うための課題も自然に見えてくるという。

「例えば走行中の加減速を頻繁に繰り返すドライバーがいますが、これは燃料を無駄に消費していることにもなります。そして周囲の交通状況を把握せず、自分勝手な運転をしていることでもあります。とはいえ、これはクセの部分ですから、本人にも見えていない。それをドライブレコーダーが客観視点で明らかにしていくわけですね」と八田さん。

ドライバー個々のデータを見ると個々の違いは一目瞭然。クセだから本人には見えていないというが、心当たりのある部分もきっと多いだろう。危険挙動を含め、ドライバーに自覚させることで改善を図っていく。「自分はここがダメだから、今度からこうしよう」と思わせる動機が必要なのだ。

「新人ドライバーと、ベテランのドライバーも比較できます。ベテランの運転はもちろんですが、新人さんからも見習うところはあるかもしれません」と八田さん。

普段から情報を共有し、その情報を役立たせて、そして次の世代に継承していくというのは何事においても大切なこと。安全運転のテクニックが広まっていけば、多くの人が幸せになり、エコにも貢献することになるのだ。

《石田真一》

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