日本通運と三菱商事、中国縦断する混載トラックサービスを開始

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日本通運と三菱商事は、中国で華北/華東/華南相互間を結ぶ、往復定期混載トラックサービスを開始したと発表した。

中国での定期混載トラックサービスは、昨年3月に上海から中国全土80都市に向けてサービスを展開しているが、上海など華東地区発の貨物をはじめとする片荷運行が中心で、帰り便については顧客の個別の要望に対応してきた。今回、より幅広い顧客のニーズに対応するため、従来の幹線ルートを組み合わせた往復混載サービスを提供する。

具体的には、上海−蘇州−無錫−上海、上海−南京−上海、上海−北京−天津−上海、上海−広州、深セン−上海を組み合わせることで、遠距離でも往復混載が可能となる。

また、料金体系は、幹線料金+集荷・配達料金を組み合わせた往復同一の料金体系で、分かりやすくした。

混載サービスは両社の中国国内物流事業提携の核となる上海浦菱儲運有限公司が運行会社となり、中国各地で営業展開する日本通運グループ各社及び三菱商事の物流子会社が販売するもので、輸送品質を最重視し各拠点に自社スタッフを配置、追跡情報の管理を行うほか、万一のイレギュラー発生時にも迅速な対応が可能としている。

また、上海浦菱では今年5月、北京市で北京空港北側の空港新物流基地に新倉庫を確保、50人の社員を配置して、既存の顧客へのサービス向上のほか、混載便の仕分けターミナル機能を持つ華北地区の拠点として体制を強化している。

《レスポンス編集部》

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