首都高の距離別料金案 08年度導入予定

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首都高速道路は20日、現行の均一料金制から08年度での移行を予定している距離別料金制の料金案をまとめた。現在の東京線、神奈川線、埼玉線の料金圏を存続した上で、各料金圏ごとに上限料金と下限料金を設定。東京線では普通車が初乗り400円、最大1200円などとしている。

首都高では21日から来月31日までの期間、ホームページなどを通じて料金案への意見を広く募集する。

首都高がまとめた料金案は、日本高速道路保有・債務返済機構との協定や国土交通大臣の事業許可における「210円+31円/km」を基本とし、東京線など各料金圏ごとに上限料金と下限料金を設定した。神奈川線では普通車が初乗り400円と最大1100円、埼玉線は同じく300円と550円と設定している。

また、距離別料金制ではETC車載器の利用が必要となるが、ETC未搭載車についてはETC類似の無線装置で入口、出口の把握を行うといった補完システムなども検討。現行の割引制度も継続するなどとした。

首都高では今回の料金案について利用者や地方自治体などから意見を求め、さらに検討を行った上で来春をめどに国への申請案をまとめる予定。

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