VWが米でディーゼル宣伝ツアー

エコカー 燃費

環境問題への回答をクリーンディーゼルで行う意向のVWが、この秋から全米でディーゼル車のプロモーションツアーを開始する。その名も、ディーゼルとソリューションを組み合わせたと見られる「ディーゼルーション・ツアー」。

このツアーはディーゼル車両で全米を回り、各地で展示、宣伝、クリーンディーゼルがいかに環境に優しい技術か、などの啓蒙活動を行う。予定ではツアーは4か月にわたって行われ、各地のフェスティバルなどを巡る。最終的には来年1月の「スーパーボウル2008」の会場でディーゼル車両の展示を行う目的だという。

ところで気になるのは、VWと言えば昨年のLAオートショーで「ドイツ連盟」と称された、メルセデス、アウディのブルーテックエンジンの共同プログラムの行方。

実際今年8月にはメルセデスとアウディが共同でクリーンディーゼルのプロモーション活動を行う、と言われていたが突然キャンセル、メルセデスはブルーテックの名前を被せた独自のディーゼル宣伝ツアーを行うと発表。

VWは、連盟脱退で独自のディーゼル路線を歩むのか、メルセデスとのディーゼル開発における協力体制は変わらないのか、今回両社が別個にツアーを行うことの真意について憶測が飛び交っている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  5. アウディが新型コンパクトカーを開発中!? エントリーレベルの『A1』と『Q2』後継モデルはBEVに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る