F1チーム、スパイカーの山本左近選手をスポンサリングしているメガネブランドZoffは25日、同選手のサイン会を開催。同じ会場で単独インタビューを行なった。日本GPでは「最初から最後まで勝負し続ける」と、山本選手。
−−まず日本GPに対する意気込みを教えて下さい。
山本:僕にとって2回目の日本GPということで、去年は鈴鹿で走ったわけですが、日本のファンの皆さんの応援があれほど自分にパワーを与えてくれるというのは、遙かに想像を超えてました。非常に嬉しかったですね。またこうして今年もF1ドライバーとして日本GPを走れるということは、僕自身楽しみですし、すごく嬉しいですね。
−−スパイカーで今年は走らるわけですが、あそこのチームには負けない、というライバルはありますか?
山本:今年のハンガリーGPからスパイカーに合流して、まったくテストなどもない状況だったんですけど、その中でBスペックがイタリアで出てきて、イタリア、ベルギーと、一歩ずつですけど前に進んできています。
当面のライバルであるスーパーアグリだったり、トロロッソとバトルできる状況になりつつあるので、日本GPではQ2への進出を第一目標にします。そして決勝では、ベルギーでもそうだったんですが、最初から最後まで勝負し続けて、勝ち抜いていきたいなと思っています。
−−日本GPでは、ファンの声援がものすごい力になるということですが、他国のGPと比べると、どれぐらいタイムに差があるものですか?
山本:タイムですか? きっちりどれぐらい速くなるか、というのは難しいですね(笑)。でも、最後のコンマ1秒とか2秒の後押しというのはあるんじゃないかと感じます。