【福祉機器展07】スズキ燃料電池セニアカーを改良して出展

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【福祉機器展07】スズキ燃料電池セニアカーを改良して出展
【福祉機器展07】スズキ燃料電池セニアカーを改良して出展 全 1 枚 拡大写真

スズキは、10月3日から東京ビッグサイトで開幕した「第34回国際福祉機器展H.C.R.2007」に、昨年同展示会に出品した燃料電池を搭載したセニアカー『MIO』を改良し、新たなモデルとして参考出品した。

MIOは、市販のハンドル型電動車いすスズキ セニアカーのバッテリーを、ダイレクトメタノール型燃料電池に置き換えたセニアカー。

今年参考出品したモデルは、メタノールを燃料とする「ダイレクトメタノール型燃料電池」を搭載し、4リットルのメタノールで60km以上走行する。昨年の出品モデルは約40Kmの航続距離で、航続距離を伸ばした。カセット式の燃料補助ボトルを装備し、外出先でも燃料補給が可能となり、電池切れの不安を解消できる。

また、大型のアームレストを装備して利用者が安心して走行できるようにした。アームレストの両サイドにはLEDランプのウインカー兼ポジションライトを装備し、横方向からの被視認性の向上を図った。

さらに、バーハンドルの両端に球形ノブを追加し、ハンドルの操舵角が大きい時でも手首の負担なく操舵できる高齢者に優しいハンドルデザインとした。

燃料とバッテリーの残量表示や燃料電池の稼動状態表示の他に、段差や急な坂道を避ける経路を案内するナビゲーション機能を追加したほか、後方のカメラ映像を映し出すバック映像モニターとしても機能する大型液晶パネルを装備した。

《レスポンス編集部》

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