【三菱 ランエボX 発表】機能と見やすさとを両立したメーター

自動車 ニューモデル 新型車
【三菱 ランエボX 発表】機能と見やすさとを両立したメーター
【三菱 ランエボX 発表】機能と見やすさとを両立したメーター 全 2 枚 拡大写真

三菱『ランサーエボリューションX』(1日発表)のスピードメーターは、300km/hまで刻んだフルスケールタイプ。国内仕様は180km/h付近で速度リミッターが作動するので、チューニングカー乗りを除けばサーキットでもフル活用する機会はないだろう。とはいえ、ランエボの常識を超えた性能をアピールするアイテムとなっている。

そんなスピードメーター、よく見るとフルスケールと使いやすさを両立する工夫が盛り込まれている。120km/hまでは20km/h刻みで正確に速度を確認できるようにし、それ以上の速度域になると30km/hと使い分けているのだ。

また、9000rpmまで目盛りが刻まれたレブカウンターも、ランエボの常用回転域(!?)である5000−7000回転付近がもっとも見やすいようにレイアウトしてある。

「タコメーターは、エンジンの状態を正確に確認できるように針の動きが普通のクルマよりも俊敏なんですよ。あまり敏感にしすぎると針がブレてしまい目障りなんですが、そうならない程度で動きを鋭くしています」というのは、開発スタッフである商品開発統括部門C-seg商品開発プロジェクトの一樂浩(いちらくひろし)さん。

文字盤や文字フォントは「瞬間的な見やすさを最重視してシンプルにした」とのことだが、回りの明るさに関係なく“見えやすい色使い”なども含め「決まるまでにはデザイナーが数百枚のスケッチを、泣きながら書いた」そうだ。

ちなみに、ベースになっている『ギャランフォルティス』とエボで“レブカウンターとスピードメーターの位置が左右逆になっている”ことまで気づいた人は、かなりのマニアに違いない。理由は、よく見るほうのメーター(ランエボではレブカウンター)を視線移動が少なく済む車体中心側に寄せているからだ。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る