9月30日午前、大阪府大阪市淀川区内の国道423号を走行中の乗用車が橋の欄干を突き破って路外に逸脱。約11m下を流れる神崎川に転落する事故が起きた。男性は死亡。警察では自殺を図ったとみて調べを進めている。
大阪府警・淀川署によると、事故が起きたのは9月30日の午前11時25分ごろ。大阪市淀川区東三国付近の国道423号(通称:新御堂筋)で、神崎川に架かる十八条大橋を走行中の乗用車が橋の欄干を突き破って路外に逸脱。そのまま約11m下の川に転落した。
地元消防のレスキュー隊が出動。約50分後に39歳の男性を救出したが、間もなく死亡が確認された。溺死したものとみられている。
現場は本線2車線と合流2車線を合わせた片側4車線の直線区間。クルマは左から3番目の車線(本線の第1車線)を走行していたが、突然速度を上げ、さらには急ハンドルを切って欄干に突っ込んでいったという目撃証言もある。警察では事故の状況から男性が自殺を図った可能性が高いと判断。関係者から事情を聞く方針だ。