処分費用に困り、産業廃棄物を路上に遺棄した男を逮捕

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大阪府警は1日、ゴミ処分場近くの市道に産業廃棄物約2.6トンを不法投棄するとともに、市道の通行を不可能にしたとして、25歳の男を廃棄物処理法違反容疑で逮捕した。男は「処分費用に困ってやった」と容疑を大筋で認めている。

大阪府警・泉北署によると、問題の事件は9月18日の午前10時ごろ発生した。大阪府堺市南区畑付近の住民から「ゴミが道路を埋め尽くして通行できなくなっている」との通報が警察に寄せられた。

同署員が現場に急行し、市道を約15mに渡って埋め尽くす産業廃棄物の山を確認。高いところでは約1mに達しており、堺市が撤去作業を行ったが、廃棄されていたゴミの総量は約2.6トンだったという。

警察では投棄されていたゴミを分析。その結果、同区内にある産業廃棄物運搬会社が関与した可能性が高くなり、同社の関係者から事情を聞いていたところ、経営者の長男にあたる25歳の男が「父親から貰った処理費用をパチンコで失い、委託できなくなったので道路に捨てた」と容疑を認めたことから、1日までに廃棄物処理法違反容疑で逮捕した。

現場は堺市南部処理場近くの路上。男がパチンコで失った処理費用は約3万円だったようだ。

《石田真一》

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