【東京モーターショー07】日産 ピボ2 …違う次元に“親化”
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「初代はキャビンが前後に回転しバック走行が不要。かわいいデザインが好評でした。2代目はかわいいだけでない、違う次元を目指しました」と語るのは、日産自動車デザイン本部プロダクトデザイン部先行デザイングループチーフデザイナーの井上真人さん。
「まず単なるクルマではなく、知的生命体のようなデザインです。たとえば『ロボテック・エージェント』が、ドライバーの顔表情を読み取り、ハッピーでポジティブな状態に誘導するように語りかけや仕草を行います。生き物のシンボルのような存在です。」
「次に動きの進化です。人と親密な関係を持った“親化”と言い換えてもいいかもしれません。タイヤ位置を自由に制御できる『メタモ・システム)可変ジオメトリーシャーシ)』を採用。縦列駐車などもより容易にしました」
《松本明彦》