暴走バイクを抑止しようとした警官、はねられて重傷

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4日深夜、東京都多摩市内の都道で交通検問を行っていた警視庁・多摩中央署の巡査部長が、爆音を立てるバイクを抑止しようとした際、このバイクにはねられて重傷を負う事故が起きた。警察ではバイクを運転していた17歳の少年と同乗者を逮捕している。

同署によると、事故が起きたのは4日の午後11時20分ごろ。多摩市永山1丁目付近の都道で交通検問を実施していたところ、爆音を響かせながら進行してくる2人乗りのバイクを発見した。

バイクは停止を命じた54歳の巡査部長に衝突。巡査部長は右足を骨折する重傷を負った。バイクはその場で転倒。運転していた17歳の少年と、同乗していた21歳の男は徒歩で逃走しようとしたが、近くにいた別の署員に取り押さえられ、公務執行妨害や傷害の現行犯で逮捕された。

調べに対して2人は「捕まりたくなかった」などと話しているという。バイクはマフラーを外すなどの改造が施されており、警察では所有者などの調べを進めている。

《石田真一》

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