ホンダファイナンスに格付けAa3を付与…ムーディーズ

自動車 ビジネス 企業動向

ムーディーズ・インベスターズ・サービスはこのほど、ホンダファイナンスの発行総額400億円、利率1.3%、償還期限2011年の国内普通社債に「Aa3」の格付を付与した。この格付はホンダとのキープウェルアグリーメントによってサポートされ、格付けの見通しは安定的。

キープウェルアグリーメントでは、ホンダがホンダファイナンスの株式を全額保有し続けること、ホンダファイナンスの有形純資産を1000万円以上に維持すること、ホンダファイナンスが債務を履行するのに十分な流動性を維持することが取り決められている。

ホンダファイナンスは、日本においてホンダ製品についての個人向け自動車ローン、リーズ等を提供している。特に日本市場において、販売金融は自動車メーカーにとってますます重要なマーケティング手段になっており、ホンダは中期計画において、新車種の投入とホンダファイナンスを通した販売金融の強化により、国内販売台数を拡大することを目標にしている。

そんなことから、ムーディーズはホンダが自動車販売金融を戦略的に遂行していくうえで、ホンダファイナンスが果たす役割の重要性が増していると見ている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリの新洗車グッズ発売!ホースリール&ノズル、性能と価格に注目
  2. そのニオイ、原因はエバポレーター! 今すぐできる簡単DIY洗浄法とは?~Weeklyメンテナンス~
  3. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  4. ステランティス日本法人、「ジープ」「プジョー」など主要ブランド一斉値下げ[新聞ウォッチ]
  5. 軽オープンスポーツカー、2代目ダイハツ『コペン』が誕生!!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る