スズキがECUをインドで生産 マネッティ・マレリなどと合弁

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スズキとインドのマルチ・スズキ・インディア・リミテッド、イタリアのマネッティ・マレリ・パワートレイン社は、インドにディーゼルエンジンの制御ユニットを製造する合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。

新会社はマネッティ・マレリ・パワートレイン・インディア社で、資本金は4億5000万ルピー(約13億円)。マネッティ・マレリが51%、スズキが30%、マルチ・スズキが19%出資する。ハリアナ州グルガオン市マネサール工業団地に工場を建設し、ECU(エンジンコントロールユニット)を年産50万個生産する。

スズキのインド子会社であるマルチ・スズキ社は、ハリアナ州マネサールにあるスズキのエンジン製造子会社「スズキ・パワートレイン・インディア」社が生産する1.3リットルのディーゼルエンジンを自社の四輪車に搭載している。このディーゼルエンジンを制御するECUは現在、イタリアのフィアット社から供給を受けている。

新会社は、マネッティ・マレリ社からECUのハードウェア、ソフトウェアに関する技術協力を受けて、ディーゼルエンジンの燃費性能、環境性能、動力性能、車両の性能にまで影響を及ぼすECUを現地生産する。

スズキは新会社からECUを調達することで、スズキ車の製品力向上を図るとともに、コスト低減を図る方針だ。

《レスポンス編集部》

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