ホンダは16日、タイの2輪車、汎用製品の生産会社である「タイホンダマニュファクチュアリング」がこのほど、汎用製品の生産累計1000万台を達成したと発表した。1000万台突破は日本、米国に次いで3か国目。
タイホンダは1965年に設立され、1987年に汎用エンジンの生産を開始した。その後ポンプや刈払機などの生産も手掛け、現在の年間生産能力は約210万台と、海外では米国と並ぶ最大拠点となっている。
2004年8月に累計生産500万台を達成、その後3年2か月で大台に到達した。生産される汎用製品はアジア域内のほか、欧米や日本などにも輸出され、先進国の排ガス規制にも適合している。