目撃証言を重視しすぎ、事故の当事者を取り間違えて発表

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秋田県警は15日、今月6日に秋田県潟上市内の国道7号で発生した正面衝突事故について、当事者の走行方向を間違えて発表するミスが生じていたことを明らかにした。被害側と加害側が逆転していたことになる。

秋田県警・秋田臨港署によると、問題の事故は今月6日夜に発生した。潟上市天王追分付近の国道7号で20歳の男性が運転する乗用車と、60歳の男性が運転する乗用車が正面衝突。双方の運転者が重傷を負ったほか、20歳男性側のクルマに乗っていた女性2人が死亡する事故となった。

当初は20歳男性側のクルマが対向車線に逸脱したと判断。事故の概要を発表したが、その後の調べで双方の進行方向が逆だったことが判明。実際に逸脱したのは60歳男性側のクルマだったことがわかった。

当初の事故状況は通行人の目撃証言によるものだったが、衝突の瞬間は目を逸らしていた。警察では「証言を安易に採用したことがミスにつながった。今後はより慎重に捜査をして再発防止に努めたい」と発表。関係者に陳謝している。

《石田真一》

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