『ROBOT WORLD 2007』(6−21日、ツインリンクもてぎ)では数々のロボットに触れることが可能だ。「ロボット解剖ラボ」ではその仕組みや使用されている最新技術を、キッズでも楽しみながら学べるようになっている。「メカニックラボ」、「センシングラボ」、「プログラミングラボ」、「コミュニケーションラボ」の4ブースで構成。
メカニックラボは、メカの基本を学べるブースだ。ムカデ型メカの足をウネウネと動かしたり、人間の手に酷似した「筋電制御義手」(原田電子工業製)の手のひらを閉じたり開いたりを、自分で操作できる。機械運動の最小単位である「対偶」が6種類あることや、運動の種類や伝達などを触れながら学ぶことも可能だ。
センシングラボは、画像認識をメインにした、ロボットの五感について、体験したり学べたりする。顔認識と立体視できる画像認識システム(ロボットの顔風に模してある)が設置されており、一度認識されると、自分の顔をカメラが追いかけてくるのがわかる。また、ロボットの指越しの触覚を体験できる装置も。
プログラミングラボでは、「レゴマインドストームNXT」を、自分でプログラムを組んで動かせる。ただしプログラムを組むといっても、プログラム作成ソフト「LOBOLAB」は、アイコンを組み合わせるだけ。キッズでも、自分の命令通りロボットが動くという楽しさを学べる仕組みなのだ
最後のコミュニケーションラボは、ロボットの表情や、人とロボットのコミュニケーションについて考えさせてくれるブース。ロボットの表情をいろいろと作れる装置があり、百面相を作って楽しめる。また、犬型ロボット『AIBO』(ERS-7型)も置かれており、コミュニケーションを楽しめるようになっている。