エイチアイ、世界初の統合地図フォーマットを共同開発

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エイチアイ、世界初の統合地図フォーマットを共同開発
エイチアイ、世界初の統合地図フォーマットを共同開発 全 1 枚 拡大写真

エイチアイとITナビゲーションシステム研究会は、2Dと3Dの地図データを同時に一つのフォーマット内に格納できる、世界初の統合地図フォーマット「XIP」を共同で策定したと発表した。

XIPフォーマットは、各地図ベンダが持つオリジナルフォーマットの中間フォーマットで、ある地図は他社のものより詳細な場合や、別の地図では建物名や店舗名などの情報が充実しているなど、オリジナルフォーマットの特性を活かしながら各フォーマットの違いを吸収することが可能だ。2D/3D両方の地図描画に対応しており、2D単独、3D単独、2D+3D複合など多彩な表現も可能なほか、2Dと3Dとで、それぞれ異なるベンダの地図フォーマットを同一サービス上で利用可能などの柔軟な特徴を持つ。

フォーマットに対応した地図エンジンが各種デバイスに搭載されれば、地図ベンダは、これまで個々のデバイス向けに必要だった地図データ表示用のエンジンを都度用意する必要がなくなり、またコンテンツプロバイダは、サービスに合わせ自由に各種地図データを組合せたり、複数のデバイスにまたがったサービスの提供が可能となる。

両社はXIPで地図利用が進まなかった様々なデバイスでの利用や、デバイスの壁を越えた、より利便性が高いサービスの展開が促進される可能性が広がるとしている。

《レスポンス編集部》

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