警視庁は16日、走行中のクルマから車外に向かってエアガンを乱射し、歩行していた女性に軽傷を負わせたとして、27歳の男を傷害容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めており、警察では余罪についても追及している。
警視庁・青梅署によると、逮捕された男は11日の午前0時55分ごろ、青梅市師岡町付近の市道を乗用車で走行中、帰宅するために歩いていた19歳の女性に対して背後から接近。エアガンを乱射して約10発を命中させ、足などに軽傷を負わせた疑いがもたれている。
付近では6日と10日も同様の事件が発生しており、いずれもミニスカートを着用する若い女性がターゲットとなっていた。警察では同一犯の可能性があるとして捜査していたが、被害女性が12日に酷似した車両を目撃。パトカーを急行させ、クルマを運転していた男から任意で事情を聞いていたところ、容疑を大筋で認めたことから傷害容疑で逮捕した。
調べに対して男は「昨年8月に離婚し、むしゃくしゃしていた」、「若い女に恨みをもっていた」などと供述しているようだ。