スタンレー電気が発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比25.3%増の145億7300万円と大幅増益となった。
売上高は同5.0%増の1708億5700万円と増収だった。自動車機器事業は、アダプティブフロントライティングシステム(AFS)やディスチャージヘッドランプ、LEDリアコンビネーションランプなど、高付加価値製品が増加した。二輪事業も国内とアジアが堅調に推移した。
付加価値の高い製品が増えのに加え、「生産革新活動」による生産性の向上が寄与し、収益力も大幅にアップした。営業利益は同15.6%増の211億5100万円と大幅増益だった。経常利益も同15.6%増の228億2300万円だった。
通期業績見通しは、売上高が同1.6%増の3440億円、経常利益が同5.5%増の460億円、当期純利益が同6.5%増の280億円を見込んでいる。