「CompassMark」を使って秋葉原を探検…実証実験第2弾

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「CompassMark」を使って秋葉原を探検…実証実験第2弾
「CompassMark」を使って秋葉原を探検…実証実験第2弾 全 3 枚 拡大写真

秋葉原先端技術実証フィールド推進協議会は16日に記者会見を開き、秋葉原を舞台にした実証プロジェクト「CompassMark(コンパスマーク) プロジェクト」を発表、11月下旬に実施予定だ。

同プロジェクトの担当はNTTコミュニケーションズで、技術提供はNTTサイバーソリューション研究所、協力が慶應義塾大学環境情報学部。

目的は、UGID=User Generated IDの実現可能性の確認だ。ユーザーが街の好きな場所に自分のIDを付け、その場所に関する情報を携帯電話から書き込む。それによりどのような体験やコミュニケーションが実現できるかを検証するというわけである。

「CompassMark」は4つの数字(ID)が書かれたシール型のマークで、道や床に貼って使用する「床面標識」だ。今回の実証実験では、あらかじめ秋葉原の街中に大きめの緑の円形の台紙を用意し、その上に実験の参加者がCompassMarkのシールを貼っていく。

利用する場合は、まず携帯電話でCompassMark検索ページにアクセスし、4つのIDを自分から見て12時の方向のものから順に時計回りで入力。それだけでシステムがユーザーの位置と進行方向を判断し、周囲の情報を結果ページで提供してくれる。利用者の現在の進行方向に対して前後左右に何があるのかを教えてくれるので迷いにくく、ルート案内としても活用される予定。携帯電話のGPS機能も不要なら、アプリをダウンロードする必要もないという。

実証実験では、まずCompassMarkのシールを貼る役割の参加者が、複数のチームに分かれて秋葉原を散策。それぞれCompassMarkを貼り、その場所で見聞きしたり体験したりした事柄を携帯電話から日記風に書き込んでいく。その後、一般の人に利用してもらう。利用者は貼られているCompassMarkのIDを入力することで、掲示板的なユーザーサイドの生の声を聴けるし、たどっていくことでそれを貼った参加者の散策の追体験もできたりする。街を行く人がどのような経路で回遊するか、街を盛り上げるプロモーション活動としての効果がどの程度あるかなどもリサーチされる予定だ。

《デイビー日高》

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