【東京モーターショー07】光岡自動車、オロチ を世界販売へ

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【東京モーターショー07】光岡自動車、オロチ を世界販売へ
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光岡自動車は東京モーターショーのプレスブリーフィングで、社長の光岡章夫氏は、「東京モーターショーでコンセプトカー『オロチ』を発表した我が社が、ようやく市販することができて嬉しく思う。現在、約60台の予約が入っている」と販売状況を説明した。

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また、海外展開についても意欲的な姿勢を見せた。現在は国内のみの販売に留まっているが、すでにマレーシアとシンガポールで発表を行なっており、準備が整い次第発売する予定。今後も各国から代理店を募り、ワールドワイドで発売していきたいと語った。

続いてオロチの進化系である「オロチ兜」の発表が行なわれた。これはオロチのボディーデザインを大幅に変更したもの。カーボン素材をふんだんに使い、見た目が大きく変わっている。

ステージ上にはデザイナーの青木孝憲氏が登壇し、開発コンセプトをスピーチ。オロチ兜は、その名の通り戦国武将の兜をイメージしてデザインされたもの。青木氏は、「石油価格が高騰しているいまは、ハイパワー&ハイスペックを競う時代ではない。その点、オロチ兜は街中を走行してもリッター9kmを走行でき、環境にもやさしいスーパーカー。性能もオーバースペックではなく、誰でも楽しめる必要最低限の性能を持たせた車」と、セールスポイントを説明した。

なお、オロチ兜は10台前後の限定生産を予定している。価格はオロチから200万 - 300万円程度のアップ。また、既存オロチユーザーのためにボディーパーツのみの販売も行なう予定と発表した。

《佐藤隆博》

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