益子三菱社長、ロシア工場進出は未決

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三菱自動車工業の益子修社長は30日の9月中間決算発表の席上、今年末までに結論を出す予定のロシア工場進出計画について、「本日現在、会社として方針を固め切れていない」と語った。

同社のロシア販売は『ランサー』などが好調に推移、今年は10万台を突破する見通しで、経営再建の支えとなっている。

益子社長は、「来年は更に増加が見込めるため、工場進出は選択肢となる」と述べた。だが、「当社の経営資源配分として、(ロシア工場投資に)まだ確信をもてるに至ってない」とした。

一方、今期が最終年度となる再生計画後の配当政策について、市川秀常務は「単体ベースでは多額の累積損を抱えている。配当については今年度末に発表する次期経営計画で方針を示したい」と述べた。

《池原照雄》

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