米ラスベガスで11月2日まで開催されるSEMAトレードショーで、ホンダの米国子会社アメリカン・ホンダモーターは、新型『アコードクーペ』をベースにしたコンセプトモデルなどを公開した。
『アコードクーペ HF-S コンセプト』はフロントバンパー、サイドスポイラー、リアバンパーディフューザー、リアウイングなどの空力パーツの装備に加え、電子制御のサスペンションセッティングを施した。通常走行では静粛性を確保、スポーツ走行時には力強い排気音を提供するエキゾーストシステムを採用した。デザインは、フロントバンパーにLEDドライビングライトを装備し、前方および横の視認性向上を図っている。
『ホンダ・ファクトリー・パフォーマンス(HFP)アコードクーペ』のスポーツサスペンションパッケージは、車高を25mm下げ低重心化を図り、また、245/40R19の大径タイヤ、10本スポークアルミホイール、フルエアロダイナミクスボディキットなど、低く構えるスポーティなスタイリングをより強調した。
このほか『S2000CR Racecar』は、『S2000CR』をベースにした2007年NASAサンダーヒル25時間耐久レース出場予定車。出場チームは、ホンダR&Dアメリカズ(HRA)のエンジニアらで構成するチーム・ホンダ・リサーチ。