富士重中間決算…営業増益 海外販売好調

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富士重中間決算…営業増益 海外販売好調
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富士重工業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、海外販売が好調で、前年同期比1.5%増の7088億円と2期連続の増収で、営業利益うも為替差益などから同4.3%増と増益だった。

国内市場は6月に投入した新型『インプレッサ』はほぼ計画通りの出荷台数となったものの、軽自動車の販売が低迷し、販売台数は前年同期比11.3%減の9万9217台だった。しかし、海外市場が北米や豪州、西ヨーロッパで堅調だったのに加え、ロシア、中国などの新興市場でも販売を伸ばし、同9.8%増の17万2187台となった。

自動車部門以外では航空宇宙カンパニーは防衛省向けの航空機開発が落ち着き減収となったほか、産業機器カンパニーも関係会社富士ロビンの業績を連結対象から外したため減収となった。

売上高は海外の自動車販売好調と、為替レート差によって過去最高となった。

収益面では、モデルミックスの悪化などで191億円、研究開発費の増加で15億円の減益効果があったものの、諸経費のマイナスで111億円、為替差益65億円、原価低減で38億円の増益効果がカバー、営業利益は同4.3%増の189億円、経常利益が同2.0%増の142億円と増益だった。

当期純利益は前期に計上していた固定資産売却による特別利益が無くなったことなどから同32.5%減の78億円となった。

《レスポンス編集部》

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