ジャガーとランドローバーはインドへ?

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フォードグループが売却を検討しているPAGグループの2ブランド、ジャガーとランドローバーに対する入札の第二ラウンドが開始した。現在のところ、最有力と見られているのはインドのタタ・モータースだ。

入札にはタタの他、リップルウッドを始めとする投資会社が数社、その中には元フォードCEOであるジャック・ナッサー氏をアドバイザーとする会社も含まれている。ただしクライスラーグループを買収したサーベラスは、第一ラウンドには参加したもののジャガー、ランドローバーからはリタイアした模様。

フォードでは2つのブランドを合わせて82億ドル程度の売却を希望している、と言われている。投資会社は米住宅のサププライムローン問題などで困難な局面を迎えており、この金額を出しても世界に通用する有名ブランドを入手したい、という意味ではタタが最有力として浮上している。

ただしフォードを実質的に放逐された形のナッサー氏も、2つのブランドを手中にして自動車業界でのカムバックを果たすという執念があり、最終的にはこの2社の争いになるのではと見られている。

現在労使協議中のフォードは、退職者への医療保険基金などを設立するためすぐにでも現金が必要だ。入札内容によっては、来週にも売却先が発表となる可能性は決して低くない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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