USSは、100%子会社のカークエストの中古自動車買取販売事業を分社化し、同社100%子会社のワールド自動車に事業を移管すると発表した。
国内の自動車流通市場は、新車登録台数や中古車登録台数の減少が続いているが、中古車輸出需要が好調なため、中古車オークション市場は活況で、品不足感も出ている。
USSグループは、中古車オークション市場でのタマ不足感を解消するため、中古自動車などの買取販売事業を強化し、オークションへの出品台数を増加させることが急務と判断した。
このため、10月16日付で、中古自動車買取専門店「ラビット」を運営するカークエストの中古自動車買取販売事業を分社化し、全国36拠点で事故現状車の買取販売事業を展開するワールド自動車へ事業を移管する。中古自動車などの買取販売事業を一元化することで、営業基盤を強化する。