大型路線バスが暴走、信号待ちのクルマなどへ次々に衝突

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2日朝、秋田県秋田市内の市道で、秋田中央交通が運行する大型路線バスが駐車場から出発した直後に暴走。路上駐車していたクルマなどに衝突を繰り返した後、飲食店の外壁に突っ込んで停止した。この事故に巻き込まれた男性1人が軽傷を負っている。

秋田県警・秋田中央署によると、事故が起きたのは2日の午前7時45分ごろ。秋田市中通4丁目付近にあるバス駐車場から、秋田中央交通が運行する路線バスが近くのバス停に向けて発進したところ、エンジンの回転が上がり、運転手の操作を受け付けない状態となった。

バスは暴走を続け、信号待ちや路上駐車していたクルマ5台と次々に衝突。最終的には近くにある飲食店の外壁に突っ込み、ようやく停止した。この事故で信号待ちしていたクルマに乗っていた26歳の男性が打撲などの軽傷を負っている。バスは回送中のため、乗客はいなかった。

警察ではバスを運転していた58歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いているが、調べに対しては「ブレーキを踏んでも止まらなかった。エンジンがすごい音を立てていた」などと話している。

問題のバスは1994年製造で、秋田市営バスから譲渡されたもので、これまでは異常が見られなかったという。

《石田真一》

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