【東京モーターショー07】ヒュンダイ、今度はバスで攻勢か?

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【東京モーターショー07】ヒュンダイ、今度はバスで攻勢か?
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東京モーターショー会場、幕張メッセ西ホール、中央ホール間の「やすらぎのモール」には、ヒュンダイの大型バス『ユニバース・日本仕様車』が参考出品車として展示されている。

このバスはヒュンダイの商用車部門が世界戦略モデルとして昨年秋に世界展開を開始した「ユニバース」を右ハンドル化したものだ。

発売時期については「投入時期などすべて未定」(ヒュンダイ関係者)とのことだが、内外装とも完璧に右ハンドル化されており、売る気は満々だ。ヒュンダイは乗用車を日本で大々的に展開したが、市場では大敗北を喫しており、ブランドイメージは決して良くない。

が、バスの場合はすでに同じ韓国のデーウが車両価格の安さで日本市場に食い込むなど、韓国車アレルギーは乗用車ほど強くはない。デーウに技術力で勝るヒュンダイのバスも、バスの内装をカスタマイズする架装メーカーときちんと提携すれば、売れる可能性は充分にある。ヒュンダイにとって、フリートから日本市場を攻めるというのは、案外いい手かも!?

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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