GMデーウ、車両開発センターを新設

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韓国のGM大宇(GMデーウ)自動車技術は、仁川に完成した「チョンナ車両開発センター」の開設式を行った。

開設式には、仁川市の安相洙市長、ゼネラルモーターズのリチャード・ワゴナー会長兼CEO(最高経営責任者)、ニック・ライリーGM上席副社長兼アジアパシフィック社長、マイケル・グリマルディGM大宇社長兼CEOのら200人以上の関係者が出席した。

GMのリチャード・ワゴナー会長兼CEOは「GM大宇の設立後わずか5年で車両開発センターの開設式を迎えることができたのも、GM大宇と社員たちの努力のたまもので、GM大宇を世界の自動車産業を支える原動力として、また韓国のリーダーとして発展させていくというGMやパートナー企業の取り組みが実証された」と述べた。

GM大宇は2005年10月21日に、仁川自由経済区域(FEZ)に1000億韓国ウォンを投じての車両開発センターの建設に着工した。47万7443平方メートルの敷地には、車両性能試験場、研究開発施設を備える。また、2万2530平方メートルに及ぶ研究施設や事務所には、6つの実験場と修理工場を設ける予定。全設備が完全稼働した際のスタッフは、総勢400人以上にのぼる見込み。

マイケル・グリマルディGM大宇社長兼CEOは、「GM大宇の車両開発センターは、当社の製品開発力の一層の強化につながる。当グラウンドの活用により、開発期間の短縮やコスト削減効果が期待でき、韓国をはじめ世界中で発売される新車のデザインや設計、市場導入が一層促進される」と述べた。

《レスポンス編集部》

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