【東京モーターショー07】アウディ和田デザイナー…A4:ロボットが人間に

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【東京モーターショー07】アウディ和田デザイナー…A4:ロボットが人間に
【東京モーターショー07】アウディ和田デザイナー…A4:ロボットが人間に 全 8 枚 拡大写真

東京モーターショーで日本初公開されたアウディの新型『A4』。デザインについて、明らかにライバルと違うのは“尻下がり”のショルダーライン。流麗さの表現はウエッジだけではないことを示している。アウディの和田智デザインマネージャーが解説する。

【画像全8枚】

尻下がりのショルダーラインについて和田氏は「A4、そしてアウディのデザインはシングルフレームグリルから伸びるラインで構成されています。あのラインの引き方にしないと、ショルダーが高くなりすぎてしまいます」という。

「アウディ車は、FFそしてクワトロと、フロントから力を発生しているので、流れとしても、尻下がりのショルダーラインが最適なのです。結果的にメルセデスベンツ、BMWと異なるムーブメントにすることによって、アイデンティティも確立できる」

「また最近では、目の下の、グリルに向かうように並ぶLEDランプがブランドアイデンティティに一番効果をもたらしていると思っています。欧州では昼間からランプを点灯させるシーンもあるので、シングルフレームグリルよりそちらのほうがイメージとして強くなっているぐらいです」

「新型A4の面質は、人間を連想させるような、筋肉質なものにしています。アウディのボディはマッシブで、ソリッドなのはアイデンティティのひとつです。先代A4は、『TT』に代表されるような幾何学的な面質で、無機質な印象を持たせていました。“無垢”で“ソリッド”な印象や、“ボリューム感”はキープしつつ、進化させました」

「全て凸面だと理屈っぽいので、もっと自然にみせたかったのです。光と影の調和がリズムを作って、新しいメロディを生むような感じです。わかりやすく言えば、ロボットから人間に進化させたと言えるでしょう」

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