事故の様子を見に車外へ出た男性、滑走したクルマにはねられ死亡

自動車 社会 社会

13日未明、愛知県刈谷市内の国道23号で、道路中央部を歩いていたとみられる45歳の男性が横転滑走してきた軽乗用車にはねられて死亡した。この直前、現場では別の多重衝突事故が発生。死亡した男性はその様子を見るため、車外に出ていたとみられる。

愛知県警・刈谷署によると、事故が起きたのは13日の午前1時50分ごろ。刈谷市築地町付近の国道23号で、道路中央部に立っていたとみられる45歳の男性が、側壁に接触した弾みで横転・滑走してきた軽乗用車にはねられた。

男性は近くの病院に収容されたが、頭部を強打したことが原因で間もなく死亡。軽乗用車を運転していた33歳の女性も肩などを打撲する軽傷を負っている。

現場付近ではこの事故が起きる約10分前、トラックなど3台が関係する多重衝突事故が発生していた。死亡した男性はこの事故を目撃。運転者の安否確認などを行うため、自分のクルマを降りて道路上を歩いていたとみられる。

軽乗用車は前方で立ち往生していたトラックを目視。衝突を回避しようと急ハンドルを切った結果として側壁に衝突。その弾みで横転し、制御不能の滑走状態で男性をはねてしまったらしい。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
  4. スズキ『キャリイ』『スーパーキャリイ』、フロントと内装デザイン一新…改良新型の先行情報を公開
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る