17日・18日、フォーミュラ・ニッポンの今シーズンの最終戦となる第9戦が鈴鹿サーキットで開催される。
注目は、最終戦までもつれ込んだ三つ巴のチャンピオン争いだ。第8戦終了時点では、06王者ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)が45点でトップ。それを、終盤の連勝で急激に追い上げてきた小暮卓史(PIAA NAKAJIMA・32号車)が4点差で追う。そして、戦績の差で同じ41点ながら3位の松田次生(mobilecast TEAM IMPUL・2号車)となっている。小暮と松田には自力優勝の可能性はすでになく、トレルイエが1歩リードしている状況だ。
またチーム争いは、小暮に加えてロイック・デュバルを要するPIAA NAKAJIMAが終盤に追い上げを見せ、独走状態だったmobilecast TEAM IMPULに14点差まで迫っている。とはいえ、1-2フィニッシュを決めても18点のため、mobilecast TEAM IMPULにマジックが点灯している状況だ。
そして、こうしたチャンピオン争いと並んで注目されているのが、インディー・レーシング・リーグIRLの04王者トニー・カナーンの特別参戦だ。米国レース界の大物がどのような走りをするか、日本の最高峰の走りのレベルが試される1戦となっている。
当日券は、17日の予選日は入園料で観戦可能。大人(中学生以上)1600円、小学生800円、幼児(3歳 - 未就学児)600円。18日の決勝日は、大人6000円、中高生1600円、小学生800円、幼児600円となっている。