日本無線、英カッスル大べンチャーとバイオセンサを共同開発へ

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日本無線と英国ニューカッスル大学発ベンチャー企業のオーラ・プロテイン・テクノロジーズ(OPT)は、共同で弾性表面波(SAW)を使ったバイオセンサを共同開発することで合意した。

日本無線が保有する携帯電話などで使用される小形・高機能電子部品であるSAWデバイス技術と、OPTが保有するたんぱく質をデバイス表面上に固定化する技術とを最適に融合することで、小形で使い易く、大量生産が可能なバイオセンサの実現を目指す。

バイオセンサは医療分析機器の中に組み込まれて血液検査などの診断に利用されることや、食品・環境分野でウイルスやバクテリアなどの検出に利用されるなど、用途が拡がることが期待される。

今後、日本無線はバイオセンサの応用拡大のため、さらなる高感度化、多機能化の開発を進めるとともに、量産時にはバイオセンサの製造を担当する。OPTは検出する対象物質に応じたたんぱく質の開発、バイオセンサの評価、北米・欧州の顧客の開拓を担当する。

《レスポンス編集部》

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