【ソニー ナブ・ユー新型使ってみた】光ビーコンの実力は…?

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【ソニー ナブ・ユー新型使ってみた】光ビーコンの実力は…?
【ソニー ナブ・ユー新型使ってみた】光ビーコンの実力は…? 全 4 枚 拡大写真

ソニー『ナブ・ユー』にはワンセグ機能が搭載されていない。担当者いわく、「ソニーがつくるなら、ワンセグとはいえそれなりの画質や性能を要求されるので、現在のところあえて組み込まなかった」とのことだ。あくまでナビとしての機能にこだわったということだろう。

その代わりということではないだろうが、ナブ・ユーでは従来モデルからVICS情報に光ビーコン方式で対応している。たしかに、ワンセグの現実的な視聴可能エリアを考えると使用シチュエーションは限定されかもしれない。それなら、より実用的なVICSによる渋滞情報のほうがよっぽど必要だという考え方もある。

現在、FMビーコン対応のポータブルカーナビとしてサンヨーの『ミニゴリラ』が発売されているが、定価は10万以上と、据付型の廉価版カーナビに迫る価格だ。ナブ・ユーもビーコンユニットが別売のため、それなりの金額になってしまうが、使ってしまうとVICS情報のないカーナビをストレスに感じてしまうのも事実だ。目的や予算にあわせて、ぜひ検討したいオプションではある。なお、新型ではクレードル一体型のビーコンではなく、別置きのオプションとなっている。

おしむらくは、FM波ではなく光ビーコンという点だろう。郊外や移動範囲が広い人には、ちょっと不満かもしれないが、都市部であればFM波の情報とほとんど同じといってもよいだろう。今回のテスト範囲(国道246号線川崎市内、および横浜市港北ニュータウン周辺)では、据付型の純正カーナビ(FM波VICS対応)と情報取得時間で10分以上の差がでることはなかった。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. V8エンジン搭載のレクサスセダン『IS500』がクライマックス! 950万円の特別仕様を発売
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る