ITSワールド in あいち開催 11月25日まで

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ITSワールド in あいち開催 11月25日まで
ITSワールド in あいち開催 11月25日まで 全 4 枚 拡大写真
ITSに関連した国内外のさまざまな製品と研究成果が一堂に集う『ITSワールドinあいち』が、22日より25日まで、名古屋市港区のポートメッセ名古屋1号館にて開催中だ。

今回の『ITSワールドinあいち』は、愛知県ITS推進協議会が主催する『あいちITS交流フォーラム2007』の一環として行われるもので、第15回名古屋モーターショーとの併催となる。日ごろITSに興味を持っているコアユーザーはもちろん、ITSに比較的なじみの薄いと思われる数多くの一般来場者で賑わっていた。

特に今回は、会場中央に設けられた国内自動車メーカー各社によるASV(先進安全自動車)コーナーの充実ぶりが目を引く。トヨタやスバル、三菱など開発する普通乗用車ベースのASVのほか、ホンダのASV二輪、日野や日産ディーゼルが提唱するASVトラックなど、「ASV-4」に基づいて開発された最新のASV実験車両も展示中だ。展示車も多彩で、合計9台ものASV実験車両が一堂に集結する全国初の機会となる。

多くの出展企業が集まるブースはおおまかに安全・安心ゾーン、豊かさ・環境ゾーンなど、いくつかの大テーマによって分けられている。出展企業は海外企業を含め58社を数え、ITS関連技術紹介を行う大学は8校・27研究室が参加。最新かつ多彩なITS研究事例が数多く紹介されており、ITS関連技術に興味のある人には見ごたえ十分だ。大学の学生たちによるプレゼンテーションも聞くことができるなど、その気になれば丸1日じっくり楽しめるほどのボリュームだ。

ロボット関連技術を研究する8大学・10研究室が参加しているのも『ITSワールドinあいち』の特徴だ。場内にはロボット用ステージが設けられ、ステージ上からのカメラ映像を解析してロボットを動かすロボットサッカーや、前方車両に追突せず自律的に追従するITSカーのデモ走行など、さまざまな催しが開催されていた。

今回のイベントでは、JETRO(日本貿易振興機構)による海外のITS企業ブースが設けられ、海外企業と日本企業との積極的な交流を図る姿が見受けられたのも印象的だ。海外企業は今回8社が参加し、会場内の特設ステージにおいて各社担当者による自社製品・サービスのプレゼンテーションも行われた。

《安原武志@DAYS》

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