トヨタ、「1/X」出展で注目浴びる…SAMPE JAPAN07

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トヨタ、「1/X」出展で注目浴びる…SAMPE JAPAN07
トヨタ、「1/X」出展で注目浴びる…SAMPE JAPAN07 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、28日に東京ビッグサイトで開幕した「2007国際ロボット展」と同時開催の「SAMPE JAPAN2007」に『1/X』を出展した。

1/Xは、車両重量を“X分の1”にまで軽量化するなど、「サステイナブル・モビリティ」の実現に向けたクルマのあり方を原点から見つめた、トヨタ自慢の環境コンセプトカーだ。『プリウス』と同等の室内空間を確保しながら、燃費は同車の約2倍を目指し、車両重量を420kg(プリウス比約3分の1)にまで低減した。先般の東京モーターショーでも展示され、話題になったことは記憶に新しい。

「この展示会にトヨタが出展するのは初めてですが、来場者がこんなに関心を示してくれるとは思いませんでした」と、トヨタ関係者は1/Xを見ながらうれしそうに話す。

話しによると、同車は2台あり、1台はいま大阪モーターショー(30日開幕)に行っていて、この1/Xはトヨタ会館で常設展示しているものを借りてきたそうだ。来場者は同車を見るために次から次へとトヨタブースを訪れ、文字通り借りてきた甲斐があったといえる。

ただ、トヨタブースは非常に殺風景で、他のブースに比べて見劣り感は否めず、「うちの部(車両技術本部)ではなかなか展示会のための予算が取れないんです」とトヨタ関係者は苦笑いをしていた。

《山田清志》

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