東燃化学が韓国でバッテリーセパレーターフィルムの工場建設を検討

自動車 ビジネス 企業動向

東燃ゼネラル石油は、100%子会社の東燃化学が韓国の亀尾市でバッテリーセパレーターフィルムの生産設備の建設する検討を開始したと発表した。

バッテリーセパレーターフィルムは、リチウムイオン電池の主要部品。リチウムイオン電池は、携帯電話やラップトップコンピュータなどの様々な機器に使用されているほか、次世代のハイブリッド自動車や電気自動車に最適なバッテリーとして期待されている。

今回、検討する生産設備は、バッテリーメーカーの要望に柔軟に対応するため、先進的なポリマー技術とプロセス技術を応用したエクソンモービル・ケミカルの新しい技術基盤を採用しバッテリーセパレーターフィルムを生産することを想定している。これらの新しいフィルム技術は、リチウムイオン電池の出力向上のみならず、安全性や信頼性の向上にも寄与し、より小型軽量な電池の次世代低排出ガス車へ導入促進が期待されるとしている。

韓国の慶尚北道、亀尾市の政府関係者、東燃化学は調印式を開催し、東燃化学の生産設備計画に関する覚書に調印した。

覚書には、両者が協力し、ハイブリット自動車や電気自動車などの様々な用途における先進的なバッテリーシステムを研究することを目的にバッテリーテストセンターの設立に向け検討することが含まれる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  3. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る